人間馬車説


「カタ・ウパニシャド」というヨガの古い文献に、こんな比喩が載っています。

 

アートマン(真我)が車主、肉体が馬車、理性が御者、思考器官が手綱、感覚器官が馬、というふうに例えられ、

 

「御者(理性あるもう一人の自分)が、車主であるアートマン(真我)の望む方向へしっかりと手綱をさばき、馬が正道から踏み外すことなく導く」

ということを表し、これをヨガととらえています。

 

 

どこへ走るか分からない暴れ馬のような自分を、理性のあるもう一人の自分が上手にコントロールして、深いところに存在する本来の自己(アートマン)の望む方向に進んでゆく、ということ。

 

それを理想的な生き方としています。