丹田

◆丹田の意味

体と心の中心点です。

バランスをとる中心でもあり、平常心とか不動心など落ち着いた心の中心点でもあります。

丹田を鍛えることが「はらを練る」ことになり、ヨガの目的の一つでもあります。

 

◆丹田の位置

おへそと、肛門と、腰椎3番を結んだ三角形の中心です。

お腹の内部へ意識を向けて感じてみましょう。

 

◆「上虚下実(じょうきょかじつ)」

上虚とは上半身は余計な力が入らずリラックスした状態

下実とは丹田に重心が下がり気が満ち充実している状態

これを上虚下実といい、頭寒足熱を生むもとになります。

 

◆「上実下虚(じょうじつかきょ)」

上虚下実が逆転し、上半身に余計な力が入り、丹田の力が抜けて下半身が弱い状態。

こうなると様々な不快症状が出てきます。

肩こり、首コリ、腰痛、冷えのぼせ、頭痛、自律神経失調症など…。

 

◆丹田に気を下げるコツ

肛門をしめましょう。

肛門しめると、下腹部の奥にグッと力が集まるのが感じられます。